注型成形
- 用途:
- 各種ローラー
- カップリング
- 軸受
- 運搬車ソリッドタイヤ
- コンベアーガイドローラー
- ガスケット
- プーリー
- タイミングベルト
- 強み:
- 引裂強さ、耐摩耗性、耐油性に優れた注型品を生産する成形法。
- 詳しい特長:
- 二液性のポリウレタン成形品に多く用いられる成形方法で、ここではポリウレタンの成形について紹介します。
液状のポリウレタン(主剤)と硬化剤を真空中で脱泡し、適量を混合、撹拌して、ノズルから金型内に注型、加熱して硬化(化学反応)させるものですが、この時に加熱温度と時間のコントロールに注意が必要です。硬化後、形状安定と本来の物性に到達させるために二次加硫を行いますが、その後も常温で熟成させます。
この注型成形は、プレス成形のように加圧する必要はありません。ポリウレタンはソフト・セグメント(柔らかい部分)とハード・セグメント(硬い部分)より成るブロック構造ポリマーで、低温および高温における基礎物性、耐溶剤性、強度、反発弾性等はソフト・セグメントとハード・セグメントの種類と割合によって決まります。
また、一般のゴムの原料と同じようにプレス成形する、ミラブルタイプといわれるものもあります。
ウレタンゴムは引裂強さや耐摩耗性に優れ、耐油性も良好です。特に充填剤で補強された通常のゴムでは、ほとんど弾性を失ってしまうような高硬度領域でも、ウレタンゴムは未充填で充分な強度とゴム弾性を保持できます。このように硬度を大幅に変化させることができ、原料選択、反応条件、架橋方法などの配慮で、より幅広い性質を引出すことが可能となります。この特性から、他のゴムのように原料ゴムと補強性充填剤などの組合わせで使用されることが少なく、ポリマー単体で最終ゴム製品とされることが多いものです。
今後、成形性の問題とコストが若干高くつくなどの点が改良されれば、需要も用途も、もっと広がるものと思われます。
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