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打抜加工

型も加工もシンプルで短納期製作が可能。
あらゆるところで幅広く活用されている加工法。

打抜加工

​詳しい特徴

抜き加工に使用する抜型は、コンピュータと高速製図機を組み合わせた、レーザーカッティング装置で、合板やアルミ板などに仕様通りの切り込みを入れ、これに刃物を埋め込んで作ります。刃物は、打抜く材料の寸法や形状などによって種類を決定します。こうして作られた抜型の他にタガネ(ポンス)という金属の抜型もあり、これもプレス機や木槌で打抜く抜型のひとつです。
抜き加工はその名称通り、抜型をセッティングし、プレス機で圧力をかけて材料を打抜くというシンプルな加工法。特に大量の加工には全自動の打抜機もあり、何十万個、何百万個という数量も加工が可能です。スポンジやゴムなどの軟らかい材料なら、かなり厚いものまで打抜くことができますが、上から圧力をかけて抜く加工法なので、あまり厚くなると断面が鼓状にくびれることがあります。また、薄い材料であれば、プラスチックや金属も打抜くことができます。
この加工法の利点は、形状が複雑で手加工などでは不可能な加工も、安価な抜型で製作できるということと、型も加工法もシンプルなために作業性がよく、短納期で製作可能なことです。利便性が高いことから、素材や固さ、厚さ、形状、用途、数量などの条件を考慮して利用すれば、ゴムやプラスチックの業界はもとより、あらゆる業界で、さらに幅広く活用されていくことでしょう。

用途

各種機器パッキン
シール材
ガスケット
スペーサー
電気絶縁部分
ラベル
紙器

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